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“音読” はコミュ障を治す効果があると、古くから知られている提唱法です。
ですが、本当に「音読でコミュ障」が治るのか。ここでは、その真相と「コミュニケーション能力を向上させる効果的な音読トレーニング」について紹介します。
音読のメリット
まずはじめに、コミュ障が音読をすることで得られるメリットを見ていきます。
- 頭の回転が速くなる
- コミュニケーション能力が高まる
- 記憶力が向上する
- 頭が良くなる
- 不安が緩和されぐっすり眠れる
- 滑舌が良くなる
- 集中力がアップし眠気が減少する
- 勉強効率が良くなる
- 行動力が高まる
- 自制心が身に付く
- ストレスが解消される
- 脳が活性化される
- セロトニンが増加する
-
語彙力 (言葉のバリエーション)がアップする - 話すことへの抵抗感がなくなる
頭の回転が速くなる

音読には頭の回転を速くする効果があります。頭の回転スピードが速いと、いろりろな角度から物事を考えることができるようになるため、「質の高い思考」が身に付きます。
コミュ障の方は、何を話せば良いのか困惑してしまい言葉に詰まることが多いですが、頭の回転が良くなると、会話を先回りする力がつくので、ああ言えば相手はこう言う、という相手の返答を考えることができるため、言葉がポンポンと出てくるようになります。
コミュニケーション能力が高まる

頭の回転が速くなることで、気の利いた一言がいえるようになり、必然的にコミュニケーション能力が高まります。また、会話のタイミングが理解できるようになり、「ここでこれを言って、場の空気を壊したらどうしよう」といった恐怖や悩みからも解消されます。
コミュニケーションが苦手な人は、後になって「あの時こう言えば良かった」と反省することが多いですが、頭の回転が良くなると、その場でぱっと言葉が出てくるようになります。
記憶力が向上する

音読することで、読んだものが映像と音として脳にインプットされるため、記憶に残りやすくなります。
声に出して読むことで、思考や創造性をつかさどる前頭葉が活性化され、音を理解する聴覚野、言葉を理解するウェルニッケ野、文字を理解する後頭葉など、さまざまな脳器官が活発に働き、脳の記憶力が向上します。
音読を繰り返すことで、神経細胞体(ニューロン)のパイプが太くなり、情報伝達がスムーズになるため、音読はコミュ障を治すのに効果的な方法といえます。
頭が良くなる

音読することで前頭前野(前頭葉)が発達し、文章表現が豊かになります。文章力が上がることで、言葉がすらすら出てくるようになり、長文を書くことへの苦手意識が解消されます。音読は頭が良くなる脳トレ習慣として、いま注目されています。
不安が緩和されぐっすり眠れる

音読をすると、セロトニンが分泌されます。セロトニンは精神を安定させて、日々のストレスが蓄積されるのを防ぐ働きがあります。
セロトニンは夜になると、入眠作用と熟睡を促すメラトニンに変化し、ぐっすり眠れるようになります。睡眠をしっかりとることで、身体の不安や疲れを和らげる効果があります。
滑舌が良くなる

朗読や音読することで、脳が鍛えられ滑舌が良くなります。一音一音を声に出して読むことで、舌の筋肉も付くため顔が引き締まる効果もあります。コミュ障の方は会話から遠ざかる特徴がありますが、話さないでいると、滑舌がどんどん悪くなってしまうので、声に出す習慣をつけましょう。
集中力がアップし眠気が減少する

音読することで視覚だけでなく聴覚を刺激し、脳全体が活発に働くため、集中力が増し情報処理能力が鍛えられます。早朝の音読は眠気覚ましに最適です。
成功者に早朝音読する人が多いのは、朝の読書は大脳が活性化し、ストレス解消と集中力アップに役立つためです。音読はその効果を倍増させ、習慣化することで、学習能力が飛躍的に上がります。
勉強効率が良くなる

音読することで、認識(インプット)と表現(アウトプット)を一緒に行うことができ、脳への血流を増やし、劇的に神経を活性化する効果があります。それにより記憶力や集中力がアップするため、勉強効率が格段に良くなります。
本の朗読はお年寄りの物忘れ防止や、認知症・アルツハイマー病の予防・改善に効果があります。頭の回転も上がりますので、コミュニケーション能力をつけて会話上手になりたい方におすすめです。
行動力が高まる

前頭葉は意欲の促進に深く関わっています。音読は前頭葉の働きを活性化させ、行動力を促します。はじめは、身のまわりを片付ける程度ですが、徐々に外出や人と会話する意欲を高めてくれます。
自制心が身に付く

前頭葉が活発になることで、自制心を高めることができます。将来成し遂げたい目標や、今やらなければいけない事柄を、声に出して読むことで意識が脳に働きかけ、これを毎日繰り返すことで、自制心が身に付いていきます。
目標達成シートを作り、声に出して読み上げることを習慣化するだけで、目標達成率は大幅にアップします。
ストレスが解消される

音読により分泌されるセロトニンには精神を安定させる働きがあるため、ストレス解消に効果的です。長時間作業などでストレスがたまった時には、音読してストレス発散しましょう。気持ちを落ち着かせて、モチベーションアップにもつながります。
脳が活性化される

音読は視覚、聴覚など前頭葉を中心として、脳全体を活性化させる働きがあります。音読のペースを速めることで、脳の処理能力を引き上げることができます。黙読ではなく朗読することがポイントであり、高速音読になれていくと、他の作業能力の底上げにもつながります。
セロトニンが増加する

音読はセロトニンの分泌を促します。セロトニンには、「ストレス解消」「記憶力アップ」「うつ病・パニック障害や認知症の予防・改善」「集中力のアップ」「不眠症の解消」など多岐にわたる効果があります。
コミュ障の不安を取り除き、会話への抵抗感が緩和されます。精神安定による対人恐怖症の克服・改善にも効果的です。
語彙力(言葉のバリエーション)がアップする

音読することで、
コミュ障の方は、話にまとまりが無く、例え話が下手な特徴がありますが、知識と語彙力が身につくことでコミュ障克服にも役立ちます。
話すことへの抵抗感がなくなる

コミュ障の方は、話すことへの抵抗感が強い傾向があります。それゆえに会話から遠ざかり、コミュ障が悪化していきます。音読はコミュ力をアップさせ、「声にコンプレックスがある」「滑舌が悪い」「何を話して良いのか混乱する」といった悩みを解消する効果があります。
音読のデメリット
続いて、コミュ障が音読をすることによるデメリットも紹介します。
- めんどくさい
- 脳トレ後に疲れる
- 人と話す時間が減る
- 書籍代がかかる
- 変な人だと勘違いされる
- 喉の調子が悪くなる
- 早口になる
- 読書のスピードが遅くなる
めんどくさい
音読の脳トレに慣れるまでは、大変・めんどくさいと感じるかもしれません。人は習慣化するまでは「3週間(21日間)」かかるといわれており、まずは “21日間” がんばって続けてみましょう。実際やってみると、自分の成長に驚くことでしょう。
脳トレ後に疲れる
音読は「視覚」と「聴力」を一緒に使います。そのため、前頭葉を中心に、聴覚野、ウェルニッケ野、後頭葉など、さまざまな脳器官が同時に働くため脳が疲れます。
人と話す時間が減る
音読の脳トレには時間がかかり、毎日それだけを続けていると、人と会話する時間が減ってしまいます。コミュニケーションは実際の会話でしか上達しないため、脳トレと一緒に人と話すことを大切にしましょう。
書籍代がかかる
本を読むことは、コミュニケーション、知識、語彙力など自己成長において多くのメリットがあるため、読書は推奨すべきことですが、たくさん書籍を購入すると、それだけ費用もかさんできます。そこで、図書館や「kindle読み放題」を利用することで、節約になっておすすめです!
kindle読み放題なら、週に1冊づつ3,000円の本を読んだとしたら、1ヶ月で「12,000円」かかるところを、わずか「980円」で読み放題なので、絶対お得です!(管理人はkindle読み放題を利用してます。月に1冊しか読まない月があっても、全然元がとれます!)
変な人だと勘違いされる
たまにバスや街中など外出中に音読していると、変な人に思われることがあります。ぶつぶつと同じことを繰り返していると、どこかの宗教と勘違いされることもあるので、気をつけましょう。
喉の調子が悪くなる
水も飲まずに、ひたすら音読の脳トレを続けていると、喉がかれて調子が悪くなることがあります。適度な水分補給を大切にしましょう。もし少しでも喉に違和感を感じたら、無理せずに休憩しましょう。
早口になる
高速音読をしていると日常会話でもつい早口で喋ってしまうことがあります。しっかりと相手に伝わるように話すことを心がけましょう。
読書のスピードが遅くなる
音読は黙読するよりも読むスピードが遅くなるため、たくさん読めないことがデメリットです。また、朗読することで理解力が上がると言われていますが、あまりに専門的で高度な内容では、たとえ音読しても理解できないことがあります。
音読の効果 ~コミュ障が治るってホント?!~

では本当に「コミュ障は音読」で治るのか、実際に体験した人の効果を紹介します。
ワイは滑舌最悪コミュ障がガチで治った
結局自分の中の表現のハードルを低くする訓練やねワイ滑舌最悪マン、朗読1ヶ月で人から指摘されるほど良くなったで
出典:カオスちゃんねる
コミュニケーション能力に難ありだったので半年前から一日30分は時間を取って高速で音読する訓練を続けた
出典:かれっじライフハッキング
一ヶ月目→頭がよく回転するようになる。言葉がスラスラ出てくるようになる
三ヶ月目→物覚えが良くなる。ワーキングメモリーが増加してる感がある
六ヶ月目→陽キャラになる。決断力が増加し芯のある考え方ができるようになる
コミュニケーション能力というか会話力だな
出典:かれっじライフハッキング
相手の言葉に対する理解力があがるし頭の回転が早くなって機転のきいた返しができるようになる
一番びっくりしたのは俺の苦手なタイプが多いショップ店員と普通に会話できるようになったこと
出典:かれっじライフハッキング
色々やったけど、これ(音読)が一番簡単で続きやすくて効果高かった
出典:コピペ情報局
一番感じたのは「頭の回転が本当に速くなったなあ!」ということです。
出典:読書奴
発生の練習にもなるし
出典:凹凸ちゃんねる
意味わかると緩急つけやすくとても話しやすくなる、無性に喋りたくなる時あるから一石二鳥でトレーニングするよ
【音読を行った上でのメリットや効果】
出典:高速音読を3か月行った変化と効果
・人と話す時に緊張しなくなった
・無性に人と話したくなるようになった
・集中力が継続するようになった
・寝起きがすっきりするようになった …
外食で自分で注文するのすら嫌だったのが、音読を始めたら自ら進んで注文するようになる程度の改善は音読を始めて数日で感じられます。
出典:集中力を劇的に上げて生活を楽しく
このように、多くの方が音読トレーニングによって、コミュ障や滑舌が治り、お店の注文や人と話すのが楽になったと答えています。会話上手になれば性格も明るくなり、自然とコミュ障が改善されていきます。
音読トレーニング法

効果的にコミュ障を克服する音読トレーニング法を紹介します。
高速音読
高速音読は、イメージしながら文字を高速で声に出して読むことで、言語を理解する「左脳」とイメージを作る「右脳」を同時に鍛えることができます。スピードを速めることで、脳の処理能力を拡張する効果があります。高速音読は「抽象的思考」を養い、「頭の回転速度」を上げるのに役立ちます。
以下のような「高速音読」トレーニングをすることで、効果的に脳を鍛えることができます。ポイントは7つの “ながら” です。
- お風呂で立ちながら
- 片足立ちをしながら
- 1.2倍の速度で歩きながら
- ヘッドフォンマイクをしながら
- ガムを噛みながら
- モーツァルトを聴きながら
- 部屋の中を回りながら
同時に複数の異なる動作をしながらトレーニングすることで、脳の処理能力が上がり、効果的にコミュニケーション能力を高めることができます。特に「1.2倍の速度で歩きながら」の高速音読トレーニングは非常に効果的です。
音読トレーニング動画
音読のトレーニングを動画で紹介します。(※音声が流れますのでご注意ください)
高速音読は前頭葉をはじめ、脳全体を鍛えることができ、毎日続けることで、コミュ障克服に役立ちます。滑舌や声が悪く、話すことに苦手意識を持つ悩みを解消し、コミュニケーション能力の向上にも貢献します。
脳を鍛える大人の音読ドリル

音読トレーニングを効果的に鍛えるためには、東北大学教授の川島 隆太氏が提唱する、「脳を鍛える大人の音読ドリル」をおすすめします。具体的な「音読脳トレ法」が紹介されており、毎日続けることで、劇的にコミュ障が改善されます。
この提唱トレーニングは、
- 最近、物忘れが多くなってきた。
- 漢字や人の名前が思い出せない
- 言いたかったことが思い出せない。
- 記憶力を高めたい
- コミュニケーション能力を高めたい。
- 自制心を高めたい。
- ボケたくない
- 認知症の予防・改善
- 創造性を高めたい
- 会話力を高めたい
といった人におすすめです。以下は実際に購読した人の口コミレビューになります。
この本を買ったら、100円ショップでストップウオッチを必ず買って、最初の1回目だけは、本気でやってみてください。音読と書き取りテストが終わった後で、脳が「スカッ」と今までとは違う感じになっていることが実感できると思います。
出典:Amazon カスタマーレビュー
単なる音読が脳に効くのかとおもいきや、意外に効果ありかも。
出典:Amazon カスタマーレビュー
毎日続けると、脳トレーニングできます。続ける価値があります。
出典:Amazon カスタマーレビュー
レビューではリハビリや高齢者の方に向けた物が多いのですが、むしろ若者こそ実践すべきに思います。
出典:Amazon カスタマーレビュー
いつもならなかなか出てこない漢字がすっと出てくるようになった。
出典:Amazon カスタマーレビュー
まとめ
コミュ障は音読トレーニングをすることで、脳が鍛えられ、円滑なコミュニケーションをとれるようになります。はじめは脳が疲れて大変ですが、1ヶ月毎日つづけることで、劇的な効果が期待できます。
音読は究極の脳トレであり、コミュニケーションで悩んでいる方は、ぜひ音読でコミュ障を克服・改善しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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