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最近は、新入社員の「コミュニケーション能力不足」が問題視されています。
そこでここでは、職場の上司から「コミュ力不足」と言われないために、コミュ力不足を補う4つの小技について紹介します。
若者にコミュ力不足が急増している

生まれたときからスマホやインターネットに囲まれたデジタルネイティブ世代の新入社員が増えてきた昨今の職場では「若者のコミュ力不足」が問題視されています。
年配の社員からは、最近の若者はコミュニケーションもろくに取れずに、仕事に支障をきたしているという話を耳にします。ですが、必ずしもデジタルネイティブであることが、コミュ力不足の原因であるかは不明です。
ここでは、これからの未来を築く若者が社会人になって、「コミュニケーション能力不足」と呼ばれないために、職場でコミュ力不足を補う4の小技をご紹介していきます。
企業が選考で最重視している点は「コミュ力」

日本経済団体連合会が新卒採用の採用基準「選考で重視する点はどこか」を企業にアンケートした調査では、採用の決め手は「コミュニケーション能力」が約8割という結果になりました。
入社してからも仕事で活躍するためには「コミュニケーション能力」を高める必要があると、会社と学生本人が自他共に自覚しているようでした。職場でのコミュニケーション能力の向上は、社会人にとって最重要課題といえるでしょう。
コミュ力不足を補う4の小技
それでは、職場の上司から「コミュ力不足」と言われないためのビジネスコミュニケーション術を紹介します。
クッション言葉を使う

クッション言葉とは相手に何かをお願いしたり、断ったりする時などに、会話の前に付け加えて使用する言葉です。
例えば、単に「ご確認ください」と言うよりも、「大変恐縮ですが、もう一度ご確認ください」と、クッション言葉をひと言添えるだけで丁寧な印象を与えることができます。クッション言葉には以下のようなものがあります。
▼【依頼】のクッション言葉
- 恐れ入りますが
- 申し訳ございませんが
- 大変失礼ですが
- 早速ですが
- 差し支えなければ
- お手数をおかけしますが
- お忙しい中失礼します
- 今、お時間よろしいですか?
- 申し上げにくいのですが
- もし、宜しければ
- あいにくですが
▼【反対やお断り】のクッション言葉
- お言葉を返すようですが
- おっしゃる通りでございますが
- 申し訳ありませんが
- 誠に残念ながら
- 大変失礼ですが
- せっかくですが
- 身に余るお言葉ですが
- お役に立てず大変恐縮でございますが
- 私どもの力不足で大変申し訳ございませんが
反対意見を言うときも、「お言葉を返すようですが、そのご意見には賛同いたしかねます」とクッション言葉を添えるだけで、批判的な印象が緩和されます。
このようにクッション言葉を意識するだけで、ビジネスのやり取りが格段にスムーズになります。明日から会話やメール文の前にひと言、クッション言葉を付け加える癖を付けましょう。
空気を読む

会社には独特の雰囲気があり、職場によってもその空気感は異なります。社会人には “空気を読む” 能力が求められ、「空気を読むこと=コミュニケーション能力」と言えるのではないでしょうか。
相手の機嫌を損ねたくないからといって、当たり障りのない意見を述べても、「使えない奴」と評価されてしまい、評価を下げることになります。時には上司の意見に反論して、自分の意見をぶつけることも大切です。
その見極めが難しく、新入社員はこうした社会で求められる高度なコミュニケーション能力に、はじめは困惑するでしょう。
進捗報告をこまめにする

上司から「進捗どんな感じ?」と聞かれる前に、自分からこまめに進捗報告する習慣を身に付けましょう。また、進捗報告する時には、できるだけ具体的にすることが大切です。
予定より○○%遅れてます。 以上
このような報告をすると、おそらく上司からは「なぜ○○%しか進んで無いんだ?」「原因は?」「納期までに間に合うのか?」「一人で大丈夫か?手助けが必要か?」など質問が来るでしょう。
進捗報告とは、管理職である上司が業務の進行状況を把握する目的で行うため、今どれだけ進んでいて、遅れた原因や改善策、サポートを必要としているか、など業務進行における具体的な状況を伝えることが大切です。
相談や意見を求める

人は誰かに頼られることで、承認欲求が満たされ達成感を得ることができます。職場の良好な人間関係を築くためには、一人黙々と作業をこなすのではなく、適度に相談したり意見を求めることが大切です。
相談することでコミュニケーションのきっかけにもなりますし、熱心にがんばっているアピールにもなり、印象がよくなります。ただ単に「できないので教えてください」ではなく、「色々と調べてやってみてはいるものの、うまく実装できないのですが、方法をご存知ないでしょうか?」「僕はこのように思うのですが、○○さんのご意見をお伺いしたくて」など、丁寧に教示してもらう姿勢を示しましょう。
まとめ
ここでは、「コミュ力不足を補う4つの小技」について紹介しました。
社会人になるとコミュニケーション能力は最も重要なスキルとなります。新卒・第二新卒の若者が職場で「コミュニケーション能力不足」と言われないためにも、ここで紹介したコミュ力不足を補う4つの小技を参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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