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発達性言語障害(言語性LD)とは?原因、症状、治療法など

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発達性言語障害(言語性LD)は発達障害のひとつです。

ここでは、発達性言語障害(言語性LD)の症状、年齢別の特徴、原因、治療法などについて紹介します。理解を深めるためにも、ぜひ最後までお読みください。

発達性言語障害(言語性LD)とは

発達性言語障害(言語性LD)とは

発達性言語障害(言語性LD)とは知的能力には問題はないものの、言葉の理解に遅れが見られる障害です。大きく「表出性言語障害」「受容性言語障害」の2つに分類されます。

また、発達性言語障害は2歳~4歳の男児に発症する傾向がみられます。

表出性言語障害

表出性言語障害はコミニュケーション障害(精神疾患)のひとつであり、脳や聴覚器官に異常はなく、読み書きは問題なくできますが、“話すこと” が困難な病気です。

うまく喋ることができませんが、言葉はきちんと理解できているので、身振り手振りなどで意思表示ができます。発症率は約3~10%で、学齢期の子どもにみられます。

受容性言語障害

受容性言語障害は知的能力には問題はありませんが、言葉の理解に遅れがみられる発達障害です。

人が話していることを理解できないため、学業や仕事における対人コミュニケーションに支障をきたします。会話に対しては消極的ですが、家族など親しい相手には会話を試みようとする子どももいます。

発達性言語障害(言語性LD)の症状

発達性言語障害(言語性LD)の症状

発達性言語障害(言語性LD)の症状には以下のような特徴があります。

  • 言葉は理解できる
  • 耳は聞こえる
  • 普通に生活できる

このような能力に問題はありませんが「言葉の発達」に遅れがみられるため、

  • 2歳になっても、単語が言えない
  • 3歳になっても、「パパ、きた」などの二語文ができない
  • 4歳を過ぎると、喋れる言葉が徐々に増えてくる

といったように、年齢に応じて以上のような特徴がみられます。

同年代の他の子どもと比べると、言語能力の著しい発達遅れがみられ、単語を省く、言葉を間違った順番で使う、といったことがあります。例えば、「踏む」ではなく「踏んだ」と言うなど、時制がごちゃごちゃになってしまいます。

特に表出性言語発達障害の子どもは、言葉をうまく表現できないため「あのね」や「え~っと」などのつなぎ言葉を多用する傾向にあります。

発達性言語障害(言語性LD)の原因

発達性言語障害(言語性LD)の原因

発達性言語障害(言語性LD)の原因は、はっきりと解明されていませんが、以下のようなことが関係していると考えられています。

  • 遺伝による「遺伝性要因」
  • 親の育て方など「環境的要因」
  • 左利きや両利きに関係している
  • 大脳の損傷や大脳発達の遅れ
  • 一卵性双生児による一致率が高い

言語症などの疾患は遺伝性が強く、家族が言語障害を患っているケースが多いと言われています。

発達性言語障害(言語性LD)の診断チェック

発達性言語障害(言語性LD)の診断チェック

発達性言語障害(言語性LD)は主に子ども時期に発症することが多く、年齢に応じて以下のような特徴が見られたら、発達性言語障害の可能性が疑われます。

~1歳 ・名前を呼んでも反応しない
1歳~2歳 ・簡単な指示に従わない
2歳~3歳 ・単語が言えない
・「パパ、きた」などの二語文ができない
・どもりが目立つ
4歳~ ・言葉が喋れない
・会話ができない

2歳~3歳になっても言葉が話せなかったり、言葉遅れがみられる場合は、発達障害の疑いがあります。必ずしも発達障害と診断される訳ではありませんが、心配なことがあれば発達障害者支援センターなどの相談機関や専門医師に相談してみましょう。

発達性言語障害(言語性LD)の治療

発達性言語障害(言語性LD)の治療

発達性言語障害(言語性LD)の治療法としては、ことばの教室(話し方教室)などで言語聴覚士や言語療法士のもとで「幼児向けの言語訓練プログラム」を受けます。

幼児向けの言語訓練プログラム

「幼児向けの言語訓練プログラム」では、子どもの症状に合わせて、身体運動訓練、言語指導、学習訓練などの訓練を行います。

子どもの言葉能力を発達させるために、言葉を聞く、見る、覚える、理解するといった能力を養うために、コミュニケーション能力を育てるツールを活用し、単語を繰り返す、画像を記憶させる、読み物をする、などのトレーニングを行っていきます。

また、本人への精神療法だけでなく、家族への心理カウンセリングも大切です。

家族のサポート

専門的な治療・療育を受けながら、家族のサポートも大切となります。

日常生活で理解力を育てるために「~~を持ってきて」などの言語指示をしたり、意欲を育てるために子供がしたいことを一緒にやる、社会性を育てるために家族で地域のイベントや保育園・幼稚園の行事に参加するなど、日常生活で能力を育てる努力をします。

大人の発達性言語障害(言語性LD)

大人の発達性言語障害(言語性LD)

最近では、大人になってから発達性言語障害(言語性LD)と診断される人も増えています。仕事においては、対人コミュニケーションがうまく取れないなど、支障をきたすことがあります。

大人の発達障害は、主に以下のように分類されます。

発達障害の特性を活かして、仕事で大きな成果を残したり、社長になって大活躍するケースも珍しくありません。発達性言語障害(言語性LD)の場合は、大人になるにつれ症状が自然に治っていくケースもあるため、気づかないことも多いでしょう。

適切な治療を受けることで、症状を軽減することも可能なので、大人になって発達性言語障害(言語性LD)と診断された方は、専門療法士のもとで療養しましょう。

まとめ

ここでは、発達性言語障害(言語性LD)の症状や、年齢別の特徴、原因、治療法などについて紹介しました。

発達性言語障害(言語性LD)は早期発見して適切な治療・療育を施すことで、症状を解消することができます。もし家族に診断の疑いがあれば、発達障害者支援センターなどの相談機関や専門医師に相談しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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