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アスペルガー症候群(AS)とは?症状や特徴

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アスペルガー症候群は発達障害のひとつです。

最近では、アスペルガー症候群の理解も浸透しつつあり、専門機関による適切な療法を行えば、症状を抑えることができます。ここでは「アスペルガー症候群(AS)の症状や治療法」を紹介します。

アスペルガー症候群(AS)とは

アスペルガー症候群(AS)とは

アスペルガー症候群(AS)とは知的障害や言語発達の遅れはないものの、社会性やコミュニケーション、想像力などに問題があり、対人関係をうまく築けない病気のことです。明確な原因は分かっていませんが、何らかの脳機能障害によるものと考えられています。

文部科学省ではアスペルガー症候群(AS)を以下のように定義しています。

アスペルガー症候群とは、知的発達の遅れを伴わず、かつ、自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないものである。なお、高機能自閉症やアスペルガー症候群は、広汎性発達障害に分類されるものである。

出典:文部科学省

さらに、各メディアでは以下のように定義されています。

アスペルガー症候群とは、会話の能力はありますが、社会性やコミュニケーション、想像力に障害のあり、自閉症に似ている発達障害です。

出典:発達障害療育の糸口

アスペルガー症候群は発達障害の一つです。アスペルガー症候群は比較的最近になって理解され始めた発達障害といえます。

アスペルガー症候群(AS)は対人コミュニケーション能力や社会性、想像力に障害があり、対人関係がうまくいきづらい障害で、知的障害や言葉の発達の遅れがないものを言います。明確な原因は現在もわかっていませんが、何らかの脳機能の障害と考えられています。

出典:LITALICO(りたりこ)発達ナビ

知能は正常であるものの、生まれつき社会性の低下を認め、「相手の立場に立って考えられない」「場の雰囲気を読めない」「自然なコミュニケーションが行えない」といった症状を認め、それにより生活に様々な支障を来たしている方

出典:せせらぎメンタルクリニック

アスペルガー症候群は自閉症の一つのタイプです。アスペルガー症候群の子どもや大人は、(1) 他の人との社会的関係をもつこと、(2) コミュニケーションをすること、(3) 想像力と創造性の3分野に障害を持つことで診断されます。

出典:東京都自閉症協会

アスペルガー障害(Asperger disorder、AD)とは、知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる、ヒトの発達における障害である

出典:wikipedia

アスペルガー症候群とは、知的障害を伴わない自閉症のことであり、高機能自閉症と呼ばれることもあります。(定義上、高機能自閉症の中で言葉の発達に遅れがないものがアスペルガー症候群と呼ばれています。)言葉やジェスチャーを使ってコミュニケーションをはかったり、想像力を働かせて相手の気持ちを察したりすることが難しい障害です。

出典:LITALICOジュニア

米国精神医学会によるDSM-4(『精神疾患の分類と診断の手引き』)によれば、アスペルガー症候群と診断されるには

・人とのかかわり方に問題がある
・限られた興味や行動、同じ行為を繰り返す
・それらの特徴によって日常生活に支障をきたしている
・言語や認知の発達に深刻な遅れはない
・他の広汎性発達障害や精神疾患の基準に当てはまらない

という条件に当てはまる症状がある必要があります

出典:アスペルガー症状.com

アスペルガー症候群は、発達障害の一種です。知的障害を伴わない高機能自閉症と同じく広汎性発達障害に分類されているもので、その特徴、症状としてコミュニケーションが甚だ苦手であるということがあげられます。

出典:「アスペ」な大人

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」のひとつのタイプです。最初に症例を報告したハンス・アスペルガーというオーストリアの小児科医の名前にちなんでつけられました。アスペルガー症候群は、自閉症の3つの特徴のうち「対人関係の障害」と「パターン化した興味や活動」の2つの特徴を有し、コミュニケーションの目立った障害がないとされている障害です。

出典:e-ヘルスネット

アスペルガー症候群(AS)の症状

アスペルガー症候群(AS)の症状

アスペルガー症候群の症状は大きく3つに分けられます。「対人関係の問題」「コミュニケーションの問題」「限定された興味・こだわり」の3つです。

それでは、症状の特徴を見ていきましょう。

対人関係の問題

相手の気持ちを理解したり、場の空気を読むことが苦手な傾向にあります。

そのため、社会人マナーが守れなかったり、その場の雰囲気を無視した言動になりがちで、「自己中心的」「空気が読めない」と誤解されてしまいます。対人関係をうまく築くことが難しいです。

具体的な症状には、以下のような特徴がみられます。

  • 浮いた存在になりがち
  • 相手の気持ちを理解できない
  • 自己中心的な発言をする
  • 平気で相手を傷つける
  • 会話中に視線が不自然(目が泳いでいる)
  • 場にそぐわない表情をする
  • 対話する時の距離感が近すぎる

コミュニケーションの障害

会話能力には問題がなく、コミュニケーションは普通にできますが、会話の表情や行間を読むことが苦手な傾向にあります。

明確な言葉で伝えないと、その意味が理解できないため、相手の言葉を勘違いして、傷つきやすい特徴があります。

具体的な症状には、以下のような特徴がみられます。

  • 曖昧なコミュニケーションが苦手
  • 不適切な言動をする
  • 名前を呼ばれないと自分だと気づかない
  • 応用力がない(想像して動くことが苦手)

限定された興味・こだわり

一度興味を持ったものに対しては、過剰なまでに熱中します。規則性や法則性のあるものを好み、異常なこだわりを見せます。その法則やルールを変えることを極端に嫌う傾向があり、崩されるとパニックに陥ります。

具体的な症状には、以下のような特徴がみられます。

  • 自分だけのマイルールがある
  • 記憶力が高い
  • 集中力がある
  • 夢中になって話し続ける

この特性は “大きな強み” として生かすことができます。

アスペルガー症候群(AS)の特徴

アスペルガー症候群(AS)の特徴

アスペルガー症候群(AS)は一見して判断するのが難しく、本人にも自覚症状がない場合が多いです。アスペルガー症候群の人によく見られる特徴を紹介します。

  • 明確な指示がないと行動できない
  • TPOをわきまえない、場の空気を読むことができない
  • 冗談が通じない、言葉の意味をそのまま鵜呑みにする
  • あいまいな言葉を理解できない
  • 好きなことは永遠とやり続ける、話し続ける
  • スケジュールの管理ができない
  • 無関心なことには、頑なに手を出さない
  • 適応能力がなく、急な変更にうまく対応できない
  • 人に騙されやすい
  • 名前を呼ばれないと自分だと気が付かない
  • 相手の気持ちを理解できない、平気で人を傷つける発言をする

このような特徴が見られたら「アスペルガー症候群」かも知れません。

基本的に自分以外のことには全く共感しない、不適切な言動が多い、など対人コミュニケーションに問題が見られます。一方で、興味を持ったことに対しては、異常なまでのこだわりや記憶力、集中力を発揮します。

アスペルガー症候群だけではなく、ADHD(注意欠陥・多動性障害)など、他の病気の症状を持ちあわせている場合もあります。

年齢別にみるアスペルガー症候群(AS)の症状

アスペルガー症候群の症状や特徴を紹介しましたが、成長過程によってアスペルガー症状も変わっていきます。症状の現れ方を年齢別に見ていきます。

乳児期(0~1歳)

乳児期(0~1歳)

1歳頃までの乳児期では、アスペルガー症候群による知能の遅れがなく、見た目や行動からは判断が難しいです。

症状が目に見えて現れることがないため、気づかないで見過ごされてしまうことがあります。ですが、アスペルガー症候群と診断された幼児は、以下のような行動をとっています。

  • 興味があるものに熱中する
  • 音に敏感で、激しく反応する
  • 目を合わせようとしない、笑わない

幼児期(1~6歳)

幼児期(1~5歳)

1~6歳頃までの幼児期になると、アスペルガー症候群の症状が見られるようになり、判断しやすくなります。以下のような行動が挙げられます。

  • 相手の表情を読み取ることができない
  • 一人遊びに熱中する
  • 何度も説明しないと理解ができない

小児期(6~12歳)

小児期(6~12歳)

小学生になると、集団行動が増え、本人がその環境に喪失感を感じる場面が増えてきます。親や先生など周りの保護者の理解が大切となってきます。

  • 規則やルールに忠実
  • 周囲と協調するのが苦手
  • 学習障害が現れる

青年期(12~18歳)

思春期・青年期(12歳~18歳)

思春期である中高生になると、自尊心が強くなり、人間関係や恋愛で悩むケースも珍しくありません。大人への成長段階の中でとても重要な時期なので、家庭や学校など周囲の理解が大切になってきます。

  • 友達がなかなかできない
  • 学校での学習が困難
  • 不登校気味になる

成人期(18歳~)

成人期(18歳~)

社会人になると職場でトラブルが起きやすくなるので、本人が自覚して、自ら対処していくことが重要となります。

  • 職場での人間関係のトラブル
  • 仕事でミスが目立つようになる
  • 二次障害を引き起こすリスクが増える

アスペルガー症候群(AS)の治療

アスペルガー症候群(AS)の治療

アスペルガー症候群を早期に発見して、適切な教育方法や療育などの治療をはじめことで、その後の成長に大きな変化が見られます。

もし、家族の誰かにアスペルガー症候群の症状が現れたら、専門病院での診断をおすすめします。大人と子供とでは、相談すべき機関が異なります。

■大人の場合

・発達障害者支援センター
・相談支援事業所
・障害者就業
・生活支援センター
・精神科病院

■子供の場合

・保健センター
・子育て支援センター
・市町村保健センター ・発達障害者支援センター
・児童相談所
・児童発達支援事業所
・精神科病院

児童相談所では、「発達検査や知能検査」などを無料で実施していることが多く、また病気について相談することも可能です。

その他にも、発達障害者支援センターなど、さまざまな機関で障害についての相談ができます。まずは最寄の相談窓口に行って、アスペルガー症候群の疑いがあれば、そこから専門病院を紹介してもらいましょう。

参考資料:日本小児神経学会「発達障害診療医師名簿」

まとめ

ここでは、「アスペルガー症候群(AS)」について紹介しました。

アスペルガー症候群は、早期に発見して適切な教育や療法により治療をすることで、症状を抑えることができる病気です。もし家族に診断の疑いがあれば、専門機関に相談しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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